荏柄天神社へ合格祈願 学問の神様「菅原道真」
鎌倉市荏柄天神社は、学問の神様の菅原道真公を祀ってあります。
大きなご利益がある事が有名で、受験生の合格祈願で参拝される方が大勢いらっしゃいます。
以前私も娘の受験の合格祈願のためにお参りをした荏柄天神さまです。
当時、娘の幼馴染と母たちで合格祈願をしました。
当の受験生本人たちよりも、親の方が必死に合格祈願をしていたかもしれないという、思い出深い荏柄天神社です。
その合格祈願に行った日は、急に雪が降りめて寒かったです。
雪が降るだなんて、縁起が良いのかイマイチなのか。
それを誰も口には出さず、嫌な予感を払拭するように、みんな笑顔で「寒いね~。」と言い合いました。
その日は他の参拝者は誰もいなく、和気あいあいと真剣に祈願したのを覚えております。
雪がひらひらと舞い、縁起は良い方に傾いてきたように感じました。
結果はご利益のおかげで、みんな揃って第一志望校に合格することができました。
そしてみんな揃ってお礼参りに行こうと計画をしていました。
合格してからは、なかなか全員が揃う事がなく、お礼参りが叶っておりませんでした。
卒業後は更に揃わず、気になりながらもそのままになっていて、頂いたお札を見る度に気になっておりました。
ずるずると何年も経ってしまったある時、もう行かなくては!
そして、末社に芸術の女神、天宇受売命が祀られていることを知り、早くお礼参りに行きたくなりました。
思い立ったが吉日ということで、娘と二人で参拝に行くことに決めました。
遅くなったお礼参りへ
JR鎌倉駅から20分くらい歩くと参道を見つけました。
鳥居をくぐる手前に、大きな樹が出迎えてくれました。
樹齢の高そうな古木が2本植えられていました。
見上げると、その2本の樹の幹が近付き合っていました。
道の両側にそれぞれ植えられ、道の中央上部で幹が交差しています。
分かりにくく申し訳ありません。
奥に鳥居も写っています。
アーチのように、木の下をくぐる事が出来ます。
倒れそうな2本の樹が支え合っているのかと、深く考えずに見ていましたが違うようです。
どうして交差しているの?
2本の樹が引き寄せ合っているの?
益々不思議な状態である事に確信を持ち始めました。
風雨が当たっていたのでしょうか。
それならば2本とも似た方向を向くと思うのですが、完全にクロスしているのです。
地殻変動が起きたのでしょうか。
樹木が平衡感覚を失ってしまったのか。
無重力状態になったとか?段々と苦し紛れの思考になってきています。
どれも現実的ではないと思いました。
気になって来てしまいました。
交差している理由を尋ねてみると…答えは謎だらけ
あまりの不思議な状態の2本の樹を見て、理由を知りたくなってしまいました。
樹木に尋ねてみることにしました。
「どうして斜めに伸びているのですか?普通は空の方に向かうでしょ?」
すると一本の木が即答しました。
(だって、かみなりがさっっ!!!▽□※〇!!!)
雷がなに?…よく聞き取れませんでした。
樹木が興奮気味に教えてくれましたが、私にはさっぱり分かりませんでした。
情景としては、干潟か浅瀬のような水っぽい地が観えました。
益々判らなくなりました。
一緒にいた娘に聞いてみました。
私 「どうして交差しているのか聞いてみたけど、どうしてだと思う?」
娘 「なんだろう。龍神様のエネルギーとかで?」
私 「樹がね、だって雷がさっ!!て言ったんだけどどうしてだろう。」
娘 「雷が落ちたのかな。」
落雷であれば、樹は焦げてしまいそうです。
娘はあまり気にならなかったようで、お礼参りに心が向いており、そのまま進んで行ってしまいました。
他の参拝の方々も、鳥居の方にスイスイと歩まれていました。
どうしてだろう。
まあ、干潟と雷は私の妄想かもしれないので、こだわらずに進むことにしました。
進みながらも、去ることを惜しみ、もう一度振り返って見てみました。
梢から太陽の強いエネルギーを感じました。
画像左上の紫と緑色の光を見て、この色で天宇受売命を思い出しました。
そうだ、今日は天宇受売命に参拝も出来るのです。
由緒書きの案内板
境内階段の手前に由緒書きがありましたので拝見しました。
小学校の頃から歴史が得意でない私には少し難しい内容でしたが、読んでいたら「カミナリ」という文字がありました!
雷??!
雷がどうしたの?
驚いて娘に教えようとしたら、もう階段の前に立っていました。
大きな声を出すわけにも行かず、呼び戻しました。
「ほら、雷って書いてあるよ。急に空が暗くなって黒い天神の姿の何かが降りてきたんだって…。」
「本当に雷と関係があったんだね…。理由までは理解できなかったけど、雷の影響なんだろうね。」
「えー。凄いね。」
残念なことに、案内板の撮影をしておりませんでした。
荏柄天神社のホームページ「御祭神・由緒 | 鎌倉市にある荏柄(えがら)天神社」を拝見すると、
由緒 長治元年(1104年)晴天の空が突如暗くなり、雷雨とともに黒い束帯姿の天神画像が天降り、神験をおそれた里人等が社殿を建ててその画像を納め祀った縁起に始まります。関東を中心に各地に分社をもち、福岡の太宰府天満宮、京都の北野天満宮と共に三古天神社と称される古来の名社です。
と、大変不思議なことが書かれてありました。
干潟のような情景は、雨で地面が水浸しだったからなのですね。
二本の樹が交叉してしまう程の雷の影響とは、どんなものなのか知りたくなりました。
今度お参りに伺う時にはまた、詳しく教えてくださいな。
びゃくしんという名の樹だそうです。
(だって、かみなりがさっっ)
その言い方が古木とは思えない程にかわいらしかったです。
雷に驚いたのか、それとも天から神が降りてきたことに驚いたのか。
それを知ったら、私もきっと驚きますね。
樹木の謎めいた言葉を聞き、私の方がいつまでも興奮気味です。
当時は古木は可愛らしい若木だったのかもしれません。
お礼参りが遅くなった意味を理解できた
階段を昇り、境内には樹齢900年の大銀杏がありました。
大きな立派な銀杏でした。
樹の近くに立つと、安らぎを感じて心がニュートラルになりました。
この日は写真をほとんど撮影しておりませんでした。
大きな銀杏の木をご覧いただけなく残念です。
また今度ゆっくり、美しい神社の写真も撮影したいです。
そして、びゃくしんの言葉の意味が知りたいです。
当時の私は植物と心合わせをする発想はなかったと思います。
また、友人と楽しく参拝していたら、びゃくしんの古木と話せなかったかもしれません。
お礼参りに長い間行けなかったのにも意味があったのだと気付きました。
また一つ素敵な思い出が増えました。
ありがとうございました。









